History of Blue Earth Project

 

<きっかけは>

1995年1月、阪神淡路大震災で学校が長期休校になり、音信不通になっていたクラスの生徒たちを探していた神戸(松蔭高校)の一人の教員が、避難所で必死で炊き出しのお手伝いをしている生徒に出会った。自らも家を失っていたのに、そして何より、それまで不登校だった彼女が、社会の中でこんな風に生き生きと活動しているのを見て、その教員は、学校に来づらい子が社会の中でこんなにも輝くのを見て、教室の中での授業だけではなく、生徒たちをもっともっと社会の中に出して、社会と関わる教育プログラムの必要性を痛感した。「女子高生が社会を変える。」という言葉も自然とその時生まれた。

それから数年後、推薦入試で進学が決まったある生徒が3学期に「先生、私、何かしたくても、何もすることがないんです。」と言ってきた。全国的にも多くの生徒が推薦やAO入試で2学期には進路が決まる中、進路未定生徒へのフォローが大事なのは言うまでもないが、進路が決まった生徒に対して、学校はどういう充実した学びの機会を提供しているのだろうか。多感な18歳にこそ、それまでいろんな形で学校で身に着けた基礎能力を生かして、自由に使える時間を活かして、高大接続にもなるような学びを。

そんな中、Blue Earth Projectのルーツとなる学習活動が始まることになる。

<チャレンジプログラムの誕生>

2000年12月:神戸(松蔭高校)で、社会と関わりながら、自らも変えていけるようなプログラム「チャレンジプログラム(後に、チャレプロと改称(Charengbe Social Design Program))」が生まれた。対象は、進路が決定した高校3年生。時期は高3の12月~3月の卒業式まで。最初は70近くのプログラムがあったが、すべて、1日か長くて数日のものばかりだった。

 

2002年12月:「病院コンサート」が生まれ、社会の中で、大人の方々の心を動かす経験は、自分たちで長時間企画準備をする過程で多くのことを生徒に残した。これがきっかけで、単発的なものではなく、長期にわたって企画準備をするプログラムへの模索が始まった。そして、

<プロジェクト型学習活動のスタート>

2005年12月:「ピンクリボンプロジェクト」が生まれた。乳がんの早期検診を訴えることは、女子高生にとっては切実な課題であった。明確な課題発見→課題解決へのアクションを考え→街中に出て言って啓発。という流れに、生徒たちは予想をはるかに超えて、自主的に熱く取り組んだ。たとえ一歩でも、大人ではなく女子高生ができるアクションを、Will(意志),Can(個々の能力),Must(役割分担)を大切にしながら広めていく。「チャレンジプログラム」は、このピンクリボンプロジェクトから、「プログラム」ではなく、「プロジェクト」学習へと舵を切ることになった。

その後、フェルトを使ったアート作品を作って病院の患者様の心を癒すホスピタルアートに取り組んだイエローアーツキャラバン隊も、社会の中で多くの気づきを生徒たちに与えた。そして、

2006年12月:「Green Eco Project」が生まれた。日本の森林の荒廃を課題として、間伐材の普及アクションを通して、世の中に訴えていくプロジェクトで、高3の3か月で、毎日朝から晩まで登校しそう活動時間300時間近くになるような生徒も出てきた。

そして、2年後、テーマは森林問題に限らず温暖化、水、食、ファッションといったグローバルな環境問題を課題とすることになり、一方でアクションは女子高生らしく身近なもので、地域(ローカル)から発信していこうという、グローカルなプロジェクト学習が生まれることになる。それこそが、Blue Earth Projectだった。チャレンジプログラムはその役割を終え、松蔭高校(神戸)の高校3年生は12月~3月、有志でこの長期のプロジェクト学習に参加することになった。

<Blue Earth Projectのスタート>

 

そして、2008年12月、Gren Eco ProjectはBlue Earth Projectと名前を変えて、

「Blue Earth Project」がスタート!

以後、今に至るまでの神戸での活動が詳細は、コチラのページをご覧ください。

<Blue Earth Projectが神戸から全国へ>

 

そして、2011年以降、「Blue Earth Project」を導入していただける女子校が

神戸から全国に広がっていきました。具体的には、

 

2011年12月:宮城県の仙台白百合学園高校で、仙台Blue Earth Project発足。さらに翌年

 

2012年12月:神奈川県の法政大学女子校高で、横浜Blue Earth Projectが発足。

 

2015年7月:沖縄県の具志川高校で、沖縄琉球Blue Earth Projectが発足。

 

2015年12月:愛知県の聖カピタニオ女子高校で、名古屋Blue Earth Projectが発足。

仙台Blue Earth Project

横浜Blue Earth Project

名古屋Blue Earth Project

全国に広がるBlue Earth Project。その実施地域でのこれまでの歩みを、

写真をクリックしてスライドショーでご覧ください。

沖縄琉球Blue Earth Project

<Blue Earth Projectは日本から世界へ>

 

そして、

2015年8月:全国で実施されているBlue Earth Projectは、国際協働型プロジェクト学習による次世代の学び「OECD日本イノベーション教育ネットワーク」のフランチャイズクラスターとして参加させていただくことになり、日本の次世代教育の一つの実証例として、貢献させていただくことになりました。

神戸Blue Earth Project

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